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正統派・梅干しレシピ(top)

「梅・塩・シソ」だけが原料の正統派の梅干し

最近の市販の梅干しは、出汁や化学調味料、糖類などが使われたものが多いですが、ここで紹介するのは「梅・塩・シソ」だけの梅干しです。またはシソを使わず「梅・塩」だけの白梅干し。最近はなかなか売ってない梅干しとも言えますが、そんな梅干しにこそ、梅本来の味・風味、そしてカンホアの塩の「海のような、深く豊かな味わい」がいきます。

梅2kgの材料です。梅4kgなら、塩、赤ジソ、重石などを2倍にしてください。塩分は程良い18%。これ以下だと、より酸っぱめ、これ以上だとより塩辛めに仕上がります。(シソを使わない)白梅干しに仕上げたい方は、「Step 3」 を省いてください。また焼酎はオプション。容器などの熱湯消毒をキチンとすれば、焼酎を使わなくても大丈夫です。下記には、「参考ページ」のリンクがいくつかありますが、飛ばしても作れます。詳しく知りたい方はクリックしてください。

まずは材料

1.梅 2kg

左はまだ青く硬い梅
右がちょうど漬けどきの梅

6月中〜下旬に出回る、黄色から少し赤みも帯びた熟した梅。6月上旬に出る青梅は主に梅酒用です。まだ青く硬い梅の場合は少し置いて黄色味が帯びるのを待ちます。暑い日は早く進みます。また進み具合は梅一粒ずつ違います。最後の梅がいい色になる頃は最初の梅は進み過ぎてます。全体的・平均的に見て判断し、置き過ぎには注意しましょう。忙しくて、しばらく進ませたくないときは、冷蔵庫に入れるとゆっくり進みます。

参考ページ:梅について

参考ページ:多めの梅を準備して、梅シロップ

2.カンホアの塩【石臼挽き】440g

梅用に360g(梅の18%)。プラス、シソ用に、80g(シソの20%)。

参考ページ:少しディープな説明

参考ページ:1.梅と塩の基本的な関係

3.赤ジソの葉 400g(太い茎付きで600gぐらい)

概してですが、お店で売っている赤ジソ(太い茎がついたままの状態)は、ひとパック300g。その300gから太い茎を取り除くとだいたい200gになります。ですから、だいたい2パックで赤ジソの葉400g。このぐらい(梅の20%)が赤ジソの赤色がしっかりつき、香り・味も適度になる量と思います。 「作り方2:本漬け」の「Step.3」で使います。それより多少は少なくても、「重石外しの術」など、工夫するとしっかり染まります。お店で赤ジソの重さに迷ったら、お店の量りを借りる手もあります。白梅干しの方は不要。多めに入手して、残りは、砂糖(またはハチミツ)とクエン酸(またはレモン汁)と合わせて、赤ジソシロップにしてもいいでしょう。残った太い茎も、赤ジソシロップに使えます。

参考ページ:多めの赤じそを準備して、赤じそシロップ

4.オプションとして‥‥焼酎

殺菌が目的なので、高度数の焼酎(35度等)。スプレーに入れると使いやすい。熱湯消毒など丁寧に行えば、使わなくても大丈夫です。

次に用意するもの

1.容器

寸胴型の陶器やホーロー製(内側のキズは不可)の瓶 (カメ)、プラスチックの漬物樽など。右の写真は、左側から、

  • ボウル(大きめの鍋)に入った梅(3キロ分)
  • カンホアの塩【石臼挽き】500g
  • トング
  • 容器(寸胴型の陶器)
  • ステンレス材のザルと(陶器製の)重石
  • (陶器製の)押し蓋(容器の内径弱サイズ)
  • 下に敷かれているのが梅干し用の平らな竹製ザル
    (2枚重なってます)

2.ボウルとザル

どちらも大きめだと少ない回数で出来るので使いやすいですが、小さければ、その分、回数を増やせばいいだけです。また、ボウルの代わりに大きな鍋でも。

3.押し蓋

容器の内径より1〜2cm小さいプラスチック製の丸型板や皿など。また、重石を兼ねた陶器製のものもあります。(上写真の中、右手。とても使いやすい。私は今はこれを使ってます)

4.梅干し用の平らな竹製のザル

例えば、スダレの下に板を敷くなどでも代用できますが、やはり丸くて平らな梅干し用のザルが使いやすい。平らで並べやすいし持ち運びもしやすい。また、置いた梅の下側も風通しがあるよう二重構造になっています、毎年6月頃に、ホームセンターなどで数百円で売ってます。

5.重石(2〜4kgぐらい)

梅と同じ重さから2倍ぐらい。完熟して柔らかい梅の場合は、1〜1.5倍(3kg)ぐらい、やや硬めの梅の場合は、1.5〜2倍(4kg)ぐらい。また(10kg以上など) 梅の量が多い場合は、梅の自重もあるので、梅と同じぐらいで十分です。

6.竹串やツマヨウジ(ヘタ取り用)

7.トング(トングが使いやすいが、菜箸でも)

8.大きな紙(新聞紙など)とヒモ

9.量り